【myusegarden観察日記】「アダン」を育てる

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どうも。サム・グリーンです。

今日は、アダンという南国の植物の記事をお届けします。
こちらが、アダン。

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▲ 沖縄・離島でよくみられる植物。パイナップルのような実をつける。

アロエのようなトゲトゲした剣状の葉に囲まれて、パイナップルのような実をつけます。実は食べられなくはないそうですが、それほど美味しくはないということで、島で食べている人を見かけたことはありません。

 

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▲ ビーチに漂着したアダンの実のかけら

島を散策していると、実の一部が道端に落ちていることも多いものです。

 

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西表島でお土産に購入した南国の植物の種セットより

先ほどの実が乾燥するとこんな地味な見た目に。強くしなやかな繊維で覆われていおり、これを利用して作った筆もあるようです。

 

今回、植えたのは道端で拾ったもの。一粒の種だと思っていたのですが、2フサの芽が出ました。(※ 残念ながら、1つはほどなくして枯れてしまいました)鮮やかな緑の葉は先端が鋭く尖った剣状で、両縁にトゲトゲが付いています。 

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▲ 発芽から2ヶ月程度のようす。右の双葉は間違って混入したブロッコリーか何か

この後、室内の窓際で越冬させたのですが、アダンには気温が低すぎたのが、ほとんど成長はしませんでした。

 

最近気温が上がり、また成長意欲を取り戻したかに見えるアダン。葉が大きくなって、横に開いてきました。

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▲ 2018年4月23日のアダン。葉が開いてきている

祖国の島に比べれば条件の悪い環境でどこまで大きくなるかは不明ですが、まもなくアダンの好きな暑い季節がやってきますので、ググッと成長してくれることでしょう。

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